老人性イボのケア方法

脂漏性角化症、いわゆる老人性イボを治したい、薄くしたいという方は大勢いるでしょう。


とくに女性は、顔や首、デコルテにできてしまった老人性イボに悩んでいるのではないでしょうか。老人性イボは、紫外線やほこりや汚れといった肌への刺激、そして肌の老化が原因で起こります。つまり肌を健康にし、若々しくすることで、イボはすこしずつ治っていくのです。
老人性イボのできている部分は放置せず、重点的に保湿ケアしていきましょう。
肌に潤いがもどれば、肌は柔らかくなり、産まれ変わりやすくなります。
老人性イボを無理に引っ張ったり、はさみで切ろうとするのはNGです。

刺激を与えず、肌の産まれ変わりをサポートしていけば、老人性イボはだんだん薄くなっていきます。

老人性イボは、他のイボとちがい、ウィルスが原因ではありません。イボ同士が移っていくということはありませんので、できたイボだけをケアするだけでいいのです。
放置すれば大きくなったり濃くなることもありませんから、ケアとしては「いまある老人性イボをひどくしない」ことが最優先ですよ。

老人性イボにおすすめ化粧品

老人性イボのケア方法として有効なのが保湿です。
そこで、肌の保湿にオススメの化粧品で自宅でケアしましょう!
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老人性イボとは?

頭や顔、首筋や胸元、背中などにぽつぽつでてくるイボ。痛みはないので、触ったときや、鏡を見た時「あ!イボができてる?!」と気付くひとが多いのではないでしょうか。

加齢とともに出てくるイボを、老人性イボと言います。

老人性イボは、脂漏性角化症(しろうせいかっかしょう)や、老人性疣贅(ろうじんせいゆうぜい)とも呼ばれ、小さいものなら1〜2ミリ程度、大きくなると2センチくらいになります。色は、あわい肌色に似たものもあれば、灰褐色、黒っぽくなっているもの、さまざまです。

真っ平らのものもあれば、すこしだけ盛り上がっているものもあり、なかにはぼこっと大きく盛り上がり、硬くなっている老人性イボもあります。ひとによって、あるいはできる場所によって、老人性イボの見た目はちがうということです。

シミやホクロと似ているので、イボと分からないひともいるでしょう。
老人性イボには「だんだん大きくなる」「色が変わってくる」という特徴があります。


シミは適切な肌ケアをしていると、肌の産まれ変わりとともに薄くなります。

ホクロはいつまでも同じ大きさ、同じ色です。大きさや色が変化したら、老人性イボを疑うといいでしょう。ごくまれに老人性イボは「かゆみ」を併発することもあります。老人性イボは良性のできものなので、健康に害はありません。

老人性イボの予防方法

老人性イボができる原因は、紫外線です。
日光を浴び過ぎると、肌は「光老化」という現象を起こします。


日光を浴びることでメラニン色素がたくさん作られ肌が黒くなりますが、それだけでなく、肌は少しずつ分厚くなっているのです。分厚くなると肌はなかなか産まれ変わらなくなります。
日光を日常的に浴び続けることにより、ハリやつやを保つための組織も破壊されて、黒くなった肌はそのまま、硬くなった肌もそのまま元に戻らないという現象が起きるのです。

高齢になればだれでも老人性イボができるわけではなく、若いときに日光をたくさん浴びたひとほど、老人性イボができやすくなるというわけです。

若いころビーチでこんがり焼いたひとや、UVケアをせずに畑仕事をしてきたというひと、外回りでしょっちゅう紫外線を浴びていたというひと、UVケアのされていない車に長時間乗っていたというひとは注意が必要です。

老人性イボを予防するためには、日光を防ぐということが欠かせません。

顔だけでなく、首やデコルテ、腕、足、日光にさらされるところは、すべてUVケアをしましょう。日焼け止めクリームを塗ったり、帽子をかぶったり、海やプールへ行く時はメラニン生成を防ぐ美容クリームを使うなど、毎日の習慣が老人性イボを防ぎます。

また、ストレスや睡眠不足など、生活習慣の乱れは肌の乱れにも直結します。

若いときから無茶な生活はせず、規則正しい生活を心がけるといいでしょう。

老人性イボを治す食材

老人性イボは、歳をとってできやすくなります。これは歳をとることで肌の産まれ変わり(ターンオーバー)が遅くなり、古い肌がいつまでも残ってしまうからです。

肌の産まれ変わりを促進させれば、老人性イボは次第に治ります。肌の産まれ変わりを助ける栄養素に、ビタミンがあります。とくにビタミンCは、美肌を作る栄養素として必要不可欠。

抗酸化作用もあるため、細胞老化を防ぐこともできます。ビタミンCが豊富な食べ物に、パプリカや芽キャベツ、モロヘイヤ、ブロッコリー、レモン、ゆず、キウイフルーツ、いちご等があります。
ビタミンEも、老人性イボのケアには欠かせません。ビタミンEは血行を良くして、肌に栄養素を行きわたらせる働きがあります。老人性イボだけでなく、シミやそばかす、肌のくすみにも効果があります。

ビタミンEにはコレステロール値をさげ、動脈硬化や生活習慣病を防ぐ働きもあるので、これらを予防したい方にもぴったりです。ビタミンEは、アーモンドなどのナッツ類、うなぎ、かぼちゃ、アボカド、たらこ等の魚介類、レバー、牛肉に豊富に含まれています。

肌の元になる成分はたんぱく質ですから、ビタミンとあわせてたんぱく質も積極的に摂りましょう。

肌を作るたんぱく質は、ケラチンと呼ばれるものです。ケラチンは18種類のアミノ酸が集まって作られているもので、良質なたんぱく質とも呼ばれています。

良質なたんぱく質を豊富に含む食材は、たまご、青魚、ナッツ類、緑黄色野菜、牡蠣、牛乳やヨーグルトなどの乳製品があります。


老人性イボと他の病気との見分け方

老人性イボだと思っていたのに、実は悪性の腫瘍だったというケースもあります。

とくにイボと見間違え安いのが、悪性黒色腫(メラノーマ)というものです。
これはよく「ほくろのガン」とも呼ばれ、見た目はほくろのように黒くてぽつっとできているだけです。

イボと間違えるひとも多くいます。老人性イボが大きくなったり硬くなったりするのと同じで、メラノーマも急に大きくなって、広がることがあります。
すでに老人性イボができているひとなら「どうせこれも老人性イボだろう」放置しがち。

しかし、メラノーマは放置していると、皮膚のなかに転移して、ガンがどんどん広がる可能性もあります。悪性腫瘍の場合は、早期発見、早期治療が欠かせないのです。

このほか、老人性イボと間違えやすいのが「基底細胞がん」です。基底細胞がんも高齢者に多く、最初はホクロやイボのようにぽつっと黒くできます。

ホクロやイボと違うのは、放置するとどんどん大きくなり、真ん中のあたりが崩れてくるという点です。ひどくなると皮膚の奥まで浸透して、骨をくずすこともあります。

「いつものイボとちがうな」「なんかこれ、変!」
と感じたら、早めに皮膚科を受診しましょう。

イボの種類

老人性イボにはいろいろな種類があります。

老人性イボかなと思っていても、ちがうイボであったり、そもそもイボではない可能性もあるのです。イボの種類について知っておきましょう。

尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)

尋常性疣贅は、老人に限らず誰にでもできるイボです。
衣類などとよくこすれる位置にできやすいイボで、丸くて硬くなるという特徴があります。

尋常性疣贅はヒトパピローマウィルスに感染してできるとも言われています。最初はちいさくつるっとしたイボでも、衣類とこすれることで表面がざらざらになって、手触りの悪いイボになりがちです。

尋常性疣贅は、傷つけてしまうと血がでてくることもあります。

伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)

いわゆる「水いぼ」と呼ばれるのが、伝染性軟属腫です。
伝染性軟属腫ウイルスが原因で、潜伏期間は2〜8週間。

数ミリ程度のちいさい盛り上がりができ、盛り上がりの一番上の部分がすこしだけ凹んでいるのが特徴です。比較的やわらかいイボで、ワキや胸元、ひじ等にできやすいという特徴があります。

ウィルス性なので、プールや温泉で感染します。自然に治るものなので、できるだけ周りに感染しないよう気をつけながら、治るのを待ちましょう。

扁平疣贅(へんぺいゆうぜい)

顔にできるイボで、青年性扁平疣贅(せいねんせいへんぺいゆうぜい)とも呼ばれます。

その名の通り、10代後半〜20代くらいでよくできるイボで、老人性イボとは違い中年以降にできるひとはほとんどいません。すこしぽっこり盛り上がっており、肌色と似ているのが特徴です。

半月くらいで治るのが特徴ですが、青年性扁平疣贅は放置すると増えることもあるので、医師に相談して適切な処置をしましょう。

老人性疣贅(ろうじんせいゆうぜい)

加齢の伴いでてくる、老人性イボと呼ばれるものです。
全身どこでもできる可能性があり、形や大きさ、色もさまざまです。

ほとんどが良性のもので、できたからといって特に治療する必要はありません。他のイボとちがい、できても痛みや違和感がほとんどないものです。

放置しても自然に治ることはほぼなく、場合によっては大きく濃くなるという特徴があります。

糸状疣贅(しじょうゆうぜい)

加齢によりできるイボのなかでも「糸状」になっていくイボのことを糸状疣贅と言います。

顔や手、指、足の指などにできやすいイボで、数ミリ程度の膨らんだ糸状の発疹です。イボと言えば丸くてぷっくりしているイメージなので、糸状疣贅はイボと思わないひとも多いようです。

放っておいても問題ありませんが、はさみやメスで切り取ることで治るイボですから、気になるときは病院で治療してもらいましょう。

早く治したい方は病院へ

老人性イボを早急に治したいというのであれば、病院へ行った方がいいでしょう。


自宅でのケアは、いわば「自然治癒」なので、治るまで時間がかかるのです。

できはじめの薄くてちいさい老人性イボであれば、自宅でもさほど時間がかからず治りますが、大きくなってしまった老人性イボや、硬くなってしまった老人性イボ、かゆみを伴い一刻も早くとってしまいたいという老人性イボなら、病院での治療がおすすめです。

老人性イボは皮膚科や美容外科で、治療を行うことができます。入院は必要とせず、行った日に治療してもらえるケースがほとんどです。

老人性イボは良性のもので、絶対に治療しなければいけないというものではありません。

放っておいてなんら問題がないもの、メイクでかくれる程度のもの、服を着れば見えないというものであれば、放置してもいいでしょう。

ウィルスが原因のイボとちがい、老人性イボの場合、塗り薬や飲み薬を処方されることはほとんどなく、治療の多くが「イボを切るもの」です。

直接メスをあてて治療するので「そんなの怖い!」「そこまでして取りたくない!」というのであれば、自宅ケアがおすすめですよ。

老人性イボの治療と費用

老人性イボを病院で治療する場合の、治療方法と費用をご紹介します。一番手軽で人気なのが、炭酸ガスレーザーによる治療です。

CO2レーザーを老人性イボに照射することで、硬くなってしまったイボを蒸散させて除去することができます。

削る深さや範囲の調節がしやすいため、どのような老人性イボでも対応できると言う特徴があります。

黒くなってしまった老人性イボも、レーザーなら肌の産まれ変わりを助ける働きがあるため、早くもとの肌色に戻りやすいと人気です。

費用は4,000円〜10,000円くらいですが、レーザー治療は保険が適用されない場合のほうが多いですので、事前に確認しておいたほうがいいでしょう。

切除して老人性イボを取り除く方法もあります。電気焼灼治療や、メスによる外科手術です。電気焼灼治療は電気メスを使用し、イボの部分を削り取ります。

外科手術はレーザーで除去できない老人性イボを切除するのに向いています。切除にかかる費用は5,000円〜20,000円と、イボの形状によってちがいます。切除の場合、保険が適用される場合がほとんどです。

どの治療においても、初診料、再診料、薬代は別途必要になります。まずは医師と相談したうえで、イボを治療するか、どの治療方法にするか検討しましょう。

老人性イボを液体窒素で治す方法

最近人気なのが「液体窒素」による治療方法です。液体窒素とは冷却材として使われる液体で、マイナス196度にもなります。
よくテレビで、もわもわと煙のようなものを出しており、花をいれると一瞬でぱりぱりに凍る、というのを見たことありませんか?あれが、液体窒素で、イボ治療にも同じものが使われているのです。

液体窒素が大量に皮膚にかかってしまうと凍傷になります。老人性イボ治療には、ごくわずかの液体窒素を、イボの部分にだけかけて行います。

液体窒素を浴びせることでイボを瞬間的に凍らせることができます。凍った状態で放置するとイボはかさぶた状態になり、2週間くらいでかさぶたは自然とイボごと取れて行くのです。

液体窒素による老人性イボ治療は、切ったり麻酔をする必要がないため、身体への負担が小さいと人気です。大きな老人性イボでも、液体窒素の治療法を数回繰り返すことで、少しずつ治していくことができます。

費用は5,000円〜8,000円くらいで、保険が適応される場合が多いです。

液体窒素によるイボ治療は、簡単ではありますが、まれに「すごく痛かった!」というひともいます。一瞬ではあれ、超低温の液体窒素が肌に触れるので、痛みを感じてしまうのでしょう。

イボが大きく、何度も液体窒素での治療を必要とするひとは、2〜3回目で「もうむり!」と辞めてしまう場合もあるくらいです。痛みが苦手な方は、レーザー治療や、麻酔を使っての切開治療のほうをおすすめします。

日本スキンケア協会